経産省、国交省、環境省による「ZEH等3省連携事業合同説明会」に出席しました。ここ数日で全国6ヵ所で同様の説明会が開催されていて、名古屋会場は東区にあるウィルあいち(名駅近くにある「ウィンクあいち」と名前が似ていて実に紛らわしい)でした。会場はほぼ満員、業界の注目度の高さが伺えます。この地域の温熱分野を牽引する"三連星"を会場で発見。どうもいつもお世話になっております。

ZEH(ゼッチ)とはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、高断熱化等により従来の住宅より20%以上のエネルギー消費を削減し、ソーラー等により使用した分以上のエネルギーを創り出す家のことです。ここ数年ZEHに対して国の補助金がありまして、来る2018年度は経産省・国交省・環境省の3省連携の補助金となる予定です。
説明会の半分以上はZEH普及促進の必要性に関して。日本のエネルギー事情、地球温暖化と異常気象の実態、日本がパリ協定で世界に誓った省エネ・省CO2化の目標、低断熱による健康被害、等々。切り口は3省それぞれでしたが、分かっていたつもりのZEH促進の必要性が再確認できてとても有益でした。
3時間に及ぶ説明会では複数の補助金が説明されましたが、この場ではZEHに対するのもに限ってご紹介します。
経産省より、高性能なZEHに対して(ZEH+、分譲建売ZEH)
環境省より、引き続き供給を促進すべきZEH(注文住宅ZEH)
国交省より、中小工務店の連携を促すZEH(地域型住宅グリーン化事業)
寒冷・低日照・多雪地域が対象で達成度が50%~75%の「ZEH Ready」は従来通りですが、外皮性能を更に強化し、HEMS等を搭載し、電気自動車を活用する「ZEH+」、高層集合住宅が対象の「ZEH Oriented」と言ったカテゴリーが新しく加わり、それぞれに補助金があります。尚、全てに共通で省エネ性能表示(BELS)が必要です。
それにしても条件が細かい。具体的はお話しは是非とも直接ご相談下さい。それまでに私も一つ一つをよぉく読み解いておきます。とりあえずこの場で感じて欲しいことは、国が省エネ・省CO2化の手段としてZEH普及促進に本腰を入れているということです。そして私も、今年は本腰を入れて「中島とつくる家」ZEHを計画・建築する予定です。
ウィルあいちの最寄り駅のすぐ隣には、3月29日(木)にいよいよグランドオープンを迎える「金シャチ横丁」の「宗春ゾーン」がありまして、帰り際に場外からのぞき見しました。後で聞いてみると、遠くに見えた会社の黄ヘルはkuriguriさんで、メディア主材を受けている最中だったそうです。kuriguriさん、改めてお疲れ様でした。高級焼肉の晩餐会は目前ですよ。

中島 大地