台湾木材産業調査の2日目、台北ビルディングショーを後にして午後からは台北設計建材中心(台北デザインマテリアルセンター、TDMC)を訪れました。昨年オープンしたばかりの施設で、住設機器や家具、壁紙やカーテン、建材や小物、音響システム等、多岐に渡る住宅のアイテムを展示販売しています。平日は専ら専門家が、週末は一般のお客様が来場するそうです。知名度も少しずつ上がり来場者数は伸びているそうです。

玄関を入ったすぐに飛騨産業の家具達が大きく展示してありました。上階には日進木工や天童木工のコーナーもあり、思えば日本企業の展示が多い印象です。

各種銘木の一枚板の展示も充実していました。こちらも日本製が大半。

家具も日本製、または日本風のものばかり。

台湾桧でできたこの家具は、一度日本に輸出されたものを買い戻したそうです。台湾での昨今の木製品ブームが伺えます。

所属のデザイナーさんに各階を丁寧にご案内頂き、その後は情報交換会、そしてお土産まで頂いてと、至れり尽くせりの視察でした。台湾では日本製の木製品が重宝されていることを再確認しました。ちなみにこちらの建物の7階には大きなセミナールームもあり、「岐阜県物産展を」なんてアイデアも参加者の皆さんの脳裏を過ぎったようです。

中島 大地