昨日のこと。連敗を喫した我らがゴールデンステイト・ウォーリアーズにとってピボタルな一戦となったNBAファイナル第4戦。接戦だったこれまでの3試合とは打って変わっての21点差で、GSWがクリーブランド・キャバリアーズに快勝し、対戦成績を2-2に戻しました!連敗の後の快勝は、プレイオフ2回戦のMEMグリズリーズ戦に酷似しています。それはつまりこのままGSWが4-2でシリーズに勝利する前兆なのかも知れません。
*写真はFBより拝借

変化を求めるGSWは、昨シーズンまではスターターでも今シーズン全試合でベンチ・スタートのアンドレ・イグダラが満を持しての先発出場。同じポジションのハリソン・バーンズとの入れ替わりかと思いきや、活躍が乏しいビッグマン、アンドリュー・ボガットが外れて、スターター5人全員がスリー・ポイントを狙えるという、賭けとも思えるスーパー・スモール・ラインナップ。第1クウォーター序盤ではさすがにリバウンドが取れず苦戦しましたが、"奇襲"が功を奏し徐々に本来のGSWのアップテンポな試合運びと高確率のアウトサイド・シュートでCLEキャブスを突き放して行きました。
ここまで超人的活躍を見せている"キング"レブロンでしたが、5日間で3試合、しかも毎試合ほぼフル出場で疲労がピークに達している模様で、20得点の"常人的活躍"に抑え込むことができました。イグダラのシーズン・ハイとなる22得点の活躍、第3戦に続きデビッド・リーの存在感、身長200cmそこそこのドレイモンド・グリーンのセンター・デビューと、GSWらしい全員バスケでした。そんな中でもMVP男ステフィン・カリーがいまだMVPらしい爆発的な活躍を見せていませんが、それは第5戦のサプライズということで。
さぁ、この勢いで第5戦もとりましょう。Go, Warriors!
中島 大地