今日は西暦の元旦。主に旧暦を使う台湾では、昨晩の台北101の花火や年越しライブが終わると日常に戻ります。
今朝、小熊(シャオション、倅のこと)は起きるや否や、「我不要跑」(走りたくない)と家族に訴えかけ先手を打ってきました。思えば私も極度の筋肉痛でしたので今日は朝ジョギングをお休みとし、代わりに朝食がてら散歩に出掛けることにしました。
朝食を済ませて近くの学校に立ち寄ると、学生さん達がバスケットボールをしています。熊(ション、家内のこと)に通訳してもらい今日もピックアップゲームにありつきました。学生さん二人vs.私達親子の2 on 2です。2戦2敗でしたが小熊も数本シュートを決めることができ、良い経験をさせてあげることができました。

聞くと二人はこの学校に通っている14歳と11歳(日本では13歳と10歳)の兄弟だそうです。驚いたことに二人とも英語が普通に話せます。思えば昨日のピックアップゲームでご一緒した二人も14歳で十分に英語が通じました。小学校と中学校でALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー)をする熊(ション、家内のこと)も日本との水準の違いに驚いています。
思うにこれは英語教育の違いだけではなく、機会の違いなのかも知れません。台湾ではバスケットボールは国技の如く親しまれ、国内リーグSBLは盛んで、NBAもシーズンオフですら毎日TVで放送しています。若者はバスケットボールに触れながら同時に英語にも触れ、英語力の上達はバスケットボールの上達の一部なのでしょう。
日本における英語教育に私が物申すなどおこがましいですが、バスケットボールのような"場"をより多く作ることが日本人の英語水準向上に繋がると感じます。
何故か2015年は元旦からマジメです。
中島 大地 ◯