大垣市にあるソフトピアジャパンで開催された第65回岐阜県PTA研究大会in西濃に参加しました。岐阜県下のPTA会長他が集う恒例行事で、今回の参加者はなんと1,200人、ソピアホールがほぼ満席でした。今年の大会主題は「全ての子どもたちの輝く未来のために」~今できることを始めよう、いっせいのうで!!~と、驚きのダジャレまじり。

午前の部は開会式と記念講演、そして午後の部は2つの分科会に分かれて実践事例の発表。第1分科会を選択した私は、瑞浪市立稲津小学校PTA、岐阜市立梅林中学校PTA、養老町立東部中学校PTAの発表を拝聴しました。中でも、同じ東濃の瑞浪市立稲津小学校PTAの発表が特に参考になりました。
まずは役員の選出方法。これは加子母の課題でもありますが、稲津小学校では代々厄年の男性が就くことになっているそうです。つまり役員は小学校時代の同級生である場合が多く、業務にあたるにも団結しやすいそうです。しかし近年の少子化や晩婚の状況から対象者が減っているそうで、この辺りはどこの地域にも共通の問題です。
もう一つ参考になったのがアンケートの実施です。アンケートは現状を把握するためには効率の良い方法ですが、その案が私にはありませんでした。稲津小学校ではアンケートを通じて保護者の参加意識や協力的な姿勢を確認し、行事内容への提案や活動に対する好意的な感想を得られたそうです。その上、PTAの具体的な活動内容を周知するのにも役に立ったそうです。
同年代のPTAの仲間の事例発表はとても参考になりましたが、この機会が私が任期の半分以上を終えた今であるのが少し残念でした。
中島 大地