中島大地は、本日無事に44歳になりました。四十四のぞろ目、今年が人生の転換期になればなんて思っています。ま、毎年そう思っているんですけどね。
家族でのお祝い事などは別段計画していませんでしたが、急遽両親がすき焼きを振舞ってくれました。我が家のすき焼きもなかなかのものですが、やはり本家のそれは格別です。ご馳走様でした。

さて、過去のこの日のブログを見返すと、ここ数年は同じような目標を掲げ、同じような反省を繰り返しています。それだけ変化も成長も乏しいということでしょうか。それでも相変わらず継続と蓄積をモットーに、地味に、地道に、地力を意識して、半歩ずつ刻んでいければと思います。
折角の誕生日ではありますが、朝から気持ちが下がる出来事がいくつかありました。この場で語らせて下さい。一つ目。日課の朝ジョギングの途中で、道に放された可愛らしい小さな犬2匹と遭遇しました。人気(ひとけ)のない早朝なんで、飼い主はちょっと自由にしてあげたんだと思います。その子犬たちが私を見るや否や吠えながら駆け寄って来ました。吠えると言ってもキャンキャンといった感じで危害はなさそうでしたが、それでも昨年の大みそかに野良犬に追いかけられ、命からがら逃げ延びた記憶がよみがえって来ました。
気持ちが下がる出来事の二つ目。朝ジョギングを終え、これまた日課のヘルスメーターに乗ると、体重や体脂肪率などと一緒に表示される「体年齢」が、昨日までだいたい39歳で安定していたにも関わらず、今朝になっていきなり41歳になりました。年を取ることは止められなくとも、体年齢を維持して老いに抗ってきましたが、その目安が案外いい加減だったことを知り、何だか騙されてたような気分になりました。
そしてこのことを熊(ション、家内のこと)に話すと、「そりゃ仕方ないでしょ、45歳なんだら」と。ブ、ブルータスお前もか。これが三つ目の気持ちが下がる出来事でした。
そんなこんなで健康への思いが年々強くなっています。同年代の訃報や闘病の話などを聞くたびに、「明日は我が身」と不安を募らせています。日課の朝ジョギングは、そんな日々の不安を紛らせるためでもあります。熊(ション、家内のこと)からは「ブログとジョギングに費やす時間を勉強に充てれば、どんな試験だって受かるのに」と揶揄されます。おっしゃる通りかもしれません。
一方で、最近とても素晴らしい言葉を覚えました。「チート・デイ」。日頃から節制している自分へのご褒美の日として、少しだけ節制を解いてもいい日、といった意味でしょうか(そう解釈しています)。この言葉に出会ってから、何かと節制を解く口実をでっちあげてしまいます。ここ数年で嗜むようになったお酒の影響もあって、ついついリミッターを解除して暴食してしまいます。「あまり食べなくなったら胃が小さくなったでしょ?」なんてよく言われますが、そんなことは決してありません。その気になれば底なしです。
この「チート・デイ」を減らすこと。これを今年の誕生日の折に、数ある目標に追加したいと思います。相変らずの不束者ですが、相変わらずのご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。
中島 大地