日本語検定を受けるようにと、ここ数年熊(ション、家内のこと)に強く懇願してきましたが、いよいよ今年受けることにしたようです。まずは2級から。どうやらいくら小熊(シャオション、倅のこと)に勉強を教えても思うように成績が振るわないのは自分の日本語力が原因じゃないかと思っているようです。ま、原因は私の遺伝子であることはこの上なく明白ですが、自戒の念が熊を後押ししてくれるならばそれもありかと思います。試験となると俄然燃え上がるのが熊の性分、恐らく難なく合格することと思います。先日受けた日本史検定5級も楽々でしたし。
台湾から日本に移り住んで14年、熊は美化した言い方をすれば"独学"で、現実的な言い方をすれば"成り行き"で日本語を学んできました。日常生活に支障はありませんが、だからと言って"流暢"と言えるわけでもなく。中国語を解すので漢字や語彙力は問題ないんですが、その発音やイントネーション全般がどうにもイマイチなんです。その他にも、前置詞、接続詞、形容詞の活用、自動詞/他動詞、受動態、濁点の使い分け等々、要改善点を挙げれば切がありません。日本語検定受験が、今まで置き去りにしてきた基本を見直すきっかけになればと期待しています。
小熊も先日英語検定を受けたそうです。まずは順当に5級から。恐らく問題なく合格だと思います。できれば中学卒業までに2級をなんて密かに期待しています。家族全員で資格試験に取り組むとはとても微笑ましいことです。そこで私は、一級建築士...は置いておいて、英検一級でも、なんて考えたりしてます。今はただ考えるだけですけど。
中島 大地