国立台湾科技大学での日本大工技術ワークショップは、今日が二日目。ホテルから大学キャンパスまで徒歩30分。松下棟梁と二人で、汗だくになって歩きます。

昨日に引続き継手の製作です。早いペアは課題その2に取り掛かっています。学生さんは大体の勝手も分かり、自主的に取組んでくれます。

こちらが課題その2。課題その1と同じく柱の根継ぎに用いられる継手です。名称は…分かりません。

大学院生の皆さんは現在夏休み中で、このワークショップは授業と言うよりは有志の会です。ワークショップ全てに参加できる人もいれば、午後からの参加者もいます。いずれにせよ、その熱心な取組み姿勢には頭が下がります。

作業の節目を迎えた生徒さんには松下先生より座学も。ここではノミの手入れの意義と方法について学びました。

本日の昼食はキャンパスにある学食で。この辺りは日本の大学とよく似ています。

こちらが学生さんお勧めの…なんでしょう?

午後の部には数人が合流。デザートを持って来てくれました。もう至れり尽くせりです。

進みの早いペアは課題その2をほぼ完成させ、すでに明日の課題の準備を始めています。学生さんが持参した継手の本の中から「腰かけかま継ぎ」を次の課題に選び、松下棟梁が墨付けのデモンストレーション。

と、今日のワークショップはここまで。参加できる学生さんと夕食会。大学近くにあるピザ屋さん。

食事しながらも熱心な質問が続きます。

そして本日の締めのスィーツ。

夏の台湾に来たならば、外すことのできない大盛りカキ氷。私はマンゴーとイチゴのカキ氷を選びました。練乳がかかっていてさらに甘い!甘党日本代表の私と松下棟梁は大満足です。

ワークショップも残すところあと2日。私は専ら広報担当ですが、一生懸命務めたいと思います。
中島 大地