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ブログトップ > アーカイブ - 2014年05月

「ドイツパッシブハウス研修」、ドイツ到着~レーベンスラウム・ホルツ社。

2014年5月5日(月)

ドイツパッシブハウス世界大会視察研修から帰国し早や一週間、思い腰を上げて研修リポートを始めたいと思います。正味5日間の盛りだくさんの視察研修、気負わずに小出しに進めていきたいと思います。

4月21日、セントレア発のルフトハンザに乗り約13時間、フランクフルト空港へ到着。ドイツは日本とは時差マイナス7時間(夏時間の場合)。

140421-ドイツ到着日01

フランクフルト空港から乗り継いでミュンヘン空港へ。

140421-ドイツ到着日02

窓の外に広がる平野。早くも異国情緒に興奮気味。

140421-ドイツ到着日03

ミュンヘン空港で、成田空港からの直行便で先に着いた東京組9名と合流。そして今回の視察研修をご案内頂くアンドレア・クーラーさんと顔合わせ。クーラーさんとは以前木KeyPoint講習でお会いしたことがあります。ちなみにドイツでは通常ラスト・ネームでお呼びするそうです。

140421-ドイツ到着日04

空港近くのレストランで最初の晩餐。参加者の自己紹介と懇親等々。初めてのドイツ料理、「美味い!」という感じではなく「なるほど、これがドイツ料理か」と言う感じ。その後ホテルへ移動し就寝。

140421-ドイツ到着日05

22日8:00am、いよいよ視察研修のスタート。

140422-研修第1日01

最初に訪れたのは、パッシブハウス基準の木造住宅のみを造る設計事務所/工務店Lebensraum Holz(レーベンスラウム・ホルツ)社の工事現場。ハートマン社長とお施主さんが迎えてくれました。

140422-研修第1日02

「Das Gesunde Passivhaus」、工事車輌の側面に記されたゆるがない方向性。一つ一つがとにかく格好いい。

140422-研修第1日03

南面に大きな開口を設け日射を積極的に取り込み、東・西・北面には通風用の小さな窓。日本習ってきた開口部の王道がまさに本場で実践されていて、改めて納得。

140422-研修第1日05

見ていて気持ちいい適度な木部と白い塗り壁。こうして見てみると昨今日本で建築される建物のデザインとの共通点が見て取れます。

140422-研修第1日06

分厚い壁に埋まるように取り付けられたサッシ。壁厚を利用して外付けブラインドがうまく収まっています。外付けブラインドはドイツパッシブハウスではスタンダードなアイテムです。

140422-研修第1日07

室内ではハートマン社長と住まい手さんが住まいの性能や部材、納まりや設計趣旨に至るまで細かく説明してくれました。お施主さんが本当に細かい部分までパッシブハウスを理解していることに驚きました。こんなお施主さんばかりではないと思いますが。"人"からの内部発熱で室温が上昇していくのが感じられます。さすがパッシブハウス。

140422-研修第1日08

建築にも精通し日本語も流暢なアンドレア・クーラーさんと、今回の視察研修の団長を務めて下さった東京大学の前真之准教授。お二人と共に本場ドイツで研修とは、これほどの贅沢はありません。

140422-研修第1日24

出隅にL型に配置された開口部。思えばドイツではこのスタイルを多く目にしました。樹脂サッシとトリプルのLow-Eガラス、そして外付けブラインド。

140422-研修第1日09

ドイツで非常によく目にした内開き・内倒しの窓「ドレーキップ」。ドイツでは網戸はほとんどつけないそうです。日本より虫が少なく、そもそもドイツ人はそれほど虫を気にしないとか。

140422-研修第1日10

階段室から2階を見上げると"真天井"が見えます。仕上げの野地板の上に断熱材が仕込まれています。棟の一番高い所に換気設備を仕込み、その部分だけ天井を張るようです。

140422-研修第1日11

ドイツではほとんどの床下地がモルタルだそうです。2階の床であっても同様です。蓄熱のためと思いきや、実はピアノをどこにでも置けるようにだそうです。そんなモルタル下地に木質フローリングを張るための接着剤ディスペンサーを発見しました。

140422-研修第1日12

白熱する現場見学を無理やり切り上げ、レーベンスラウム・ホルツ社の社屋へ移動。社屋は木造三階建てです。社名はLebensraum=生活圏とHolz=木材。日本語ではベタな名前かも知れませんが、ドイツ語では無条件で格好いい。

140422-研修第1日13

吹抜けでつながる大空間とホドヨイ木視率、日本を思わせる提灯風の照明と、全てがオシャレ過ぎます。もちろんパッシブハウス基準に則った温熱性能。もはや私達と同じ工務店とは思えません。

140422-研修第1日14

26名(+1名)にはちょっと狭い会議室でハートマン社長のお話を伺いました。ドイツでよく見る四角い眼鏡がとってもよく似合う社長さんはまだ30代後半の若さ。パッシブハウス基準に特化することで確固たる地位を確立しているそうです。よぉし、私の次の眼鏡は四角で行こうっと。

140422-研修第1日15

こちらが壁断面の模型。充填断熱と外断熱で合計30cm以上。これを基本に色んなバリエーションがあるそうです。

140422-研修第1日16

会議室に置いてあった外壁材のサンプル。硬質ウッドファイバーに直接外壁仕上げを施す工法です。ドイツではよくある工法で、先程の工事現場ではこれが採用されていたようです。断熱材と仕上げ材の一体化、これぞまさに"ドイツ効率"です。

140422-研修第1日17

温熱環境にはビギナーの私はもっぱら部材の見せ方やノベリティグッズに目が行ってしまいます。これも大切な視察です。

140422-研修第1日18

本社屋の周りにある加工工場群。年間新築数等規模の工務店ですが、独自で加工工場を持っています。確固たる方向性の基、数年で着実に発展した来たようです。

140422-研修第1日20

この工場で屋根や壁のパネルを加工して現場で組み立てます。"ドイツ効率"を見事に体現しています。

140422-研修第1日21

140422-研修第1日22

140422-研修第1日23

ドイツ人の平均的体格からは想像がつかないほど小さな小便器。これも"ドイツ効率"か。

140422-研修第1日19

中島 大地 〇

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Author:terrajapan
1974年9月20日生まれ
寅年・乙女座・O型

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