今年度初めての「木KeyPoint」講習を受講しました。が、最初の30分ぐらいは遅刻してしまいスミマセン。講習は3つのパートに分かれてまして、まずは地域型住宅ブランド化事業の事業報告。

次にネットゼロハウス事業の事業報告。

そしてZETHプロジェクトの事業報告。

金子建築工業さんと木KeyPointさんの従業員さんが発表。日に日に場馴れして行くのがよく分かります。いつも感じることですが、金子建築工業さんと木KeyPointさんの従業員さんはツブ揃いです。
パート2では、国土交通省の中道さんが昨今の住宅業界事情をご紹介下さいました。消費税増税、木材ポイント、低炭素住宅、改正省エネ基準等等、あちらこちらの講習で耳にした内容の総まとめで大変分かりやすいお話でした。

パート3では、匠総合法律事務所の秋野先生が東日本大震災後の住宅判例をご紹介下さいました。

少々ポイント紹介しますと、
地震や液状化現象により建物が不動沈下しても設計の瑕疵が認められば設計士の責任
構造上安全と認められても契約を遵守しなければ瑕疵
「地震に強い」などの曖昧な広告よりも、性能表示に基づく性能を明示しておくことが良い
予算制約は抗弁にならない
最後は、いよいよ1年後に迫った消費税増税に関して。4月~6月の景気指数を指標として、8月に国会に結果を報告、そして10月に閣議決定。9月30日までの請負契約が経過措置の対象なので、増税の閣議決定は本当は9月以前の方がありがたいんですが。

10月に増税がいよいよ決定となり、来年早々には「いよいよ今年」のようにメディアが駆け込みをあおるような報道をすることが見込まれます。駆け込みを極力均一化すべく、すでに分かっているお客様には早めの声掛けが有効だそうです。
今年度も木KeyPoint講習が始まりました。この一年、一生懸命学ばせて頂きたいと思います。
中島 大地