ブログトップ > カテゴリ - 青い山脈の町未来創生会議ドイツ視察ツアー2016

ハイデルベルクのパッシブ幼稚園

2016年7月26日(火)

7月4日、パッシブハウス研究所を後にした"カネコ・ブートキャンプ"の一団は、宿泊地であるハイデルベルクへ。ハイデルベルクは街ぐるみのパッシブ化が進んでいて、集合住宅、オフィスビル、そして歴史的建造物までも高断熱化が進んでいるそうです。2014年の世界大会で表彰されていたことを思い出します。その受賞作の一つである幼稚園(保育園?)を外部から拝見しました。施設の周りをうろつく3人のアジア人はまるで変質者のよう...

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外壁には並材の板が目透かしで張られています。板の隙間からは紫外線にも強い特殊な防水透湿シートが見えます。ドイツではこのデザインをよく目にします。

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2014年のパッシブハウス賞の銘鈑が玄関付近の目立つ所に飾られています。高断熱に対するステータス意識が伺えます。

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排気口と思しきグリルが外壁板に隠れています。機能一辺倒ではなく、デザイン上の配慮も十分になされています。

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外壁の厚みを利用して外付けブラインドが整然と収まっています。

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外壁板と木塀の板はデザインを揃えて一連に。

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校庭も緑が多く立体感があり、とてもおしゃれです。憧れの空間です。

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一団はパッシブ集合住宅やオフィスビルが建ち並ぶ区画を散策した後、古い町並みに移動、迷いながらも何とかホテルに辿り着き、ドイツでは当たり前の遅めの夕食へ出掛けました。

中島 大地

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"カネコ・ブートキャンプ"一団、パッシブハウス研究所へ行く

2016年7月17日(日)

7月4日、"カネコ・ブートキャンプ"の1日目の午後は午前の予定が延びて昼食は割愛。"ブートキャンプ"らしくなって来ました。さて、予定時間に遅れながらもダルムシュタット市にあるパッシブハウス研究所にお邪魔しました。ドイツに留まらずヨーロッパの、そして広くは世界の温熱性能の基準になりつつあるパッシブハウスの総本山にしては意外と質素なことに驚きました。数日前のハーマン・サイモン先生のオフィスビルが凄すぎたこともありますが。

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"いかにもドイツ"といった黄色い廊下の壁に事例集が掲示されています。中には日本の事例も。日本でもパッシブハウスはゆっくりではありますが浸透しつつあります。

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カウフマン先生がブートキャンプの4名に対して約2時間の特別講義をして下さいました。4名の内の一人が私とは、いかに詫びてよいものか。

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前半は概論的な内容で何とか着いて行けましたが、後半はちょっと... 

・ PHは伝統に根ざすものであり、日本的考え方にもマッチする
・ PHは木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造を問わない
・ PHは集合住宅やビルにも採用されること
・ パッシブハウス・プランニング・パッケージ(PHPP)は実に正確
・ 知恵袋たる「パッシペディア」を活用すると良い
・ PHには新しくクラシック、プラス、プレミアムの3つのグレードができた

約2時間の講義を終え少し打ち合わせをしていると5:00pmを回りましたが、パッシブハウス研究所の職員はまだ数名がオフィスに残っていました。5:00pmピッタリに退社してしまうのがドイツ流だと思っていましたが、そうではない部分もちゃんとあるようで妙に親近感が湧きました。

中島 大地 〇

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ドイツ料理は肉、芋、パン、そしてビール

2016年7月12日(火)

青い山脈の町未来創生会議が主催するドイツ研修と、カネコ社長が引率する"カネコ・ブートキャンプ"の6泊8日は、同時にドイツ・グルメの旅でもありました。ドイツ・グルメを要約すると、肉、芋、パン、そしてビール。毎食違う飲食店で食事をしましたが、大体どこでも似通った料理が出て来ます。基本的に肉好きの私はそれが良かったです。

それでは、私がドイツで食した料理の数々をご紹介します。実に言葉足らずの"食レポ"ですが、写真を見てお楽しみ下さい。

まずはビール。研修メンバーはヴァイス・ビールを好んで飲んでいました。冷た過ぎず炭酸もホドホド、フルーティな香りがするちょっと濃いめの濁ったビールを、普段はあまり呑まない私もキャパシティを越えて呑んでしまいました。しかも毎日。

1607043-リューデスハイム・アム・ライン01

さて、ドイツ版とんかつ。どこへ行っても必ず一皿はこれでした。

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"はじめ人間ギャートルズ"(私が命名)もドイツの定番のようです。焼いてあるもの、揚げてあるものと少しずつ変化があります。どれも私のど真ん中です。

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160703-リューデスハイム・アム・ライン03

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続いてソーセージ特集。

160703-リューデスハイム・アム・ライン02

160630-ボン02

前菜のちょっとしたパンも香りが豊富で実に美味しい。

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デザートは例外なく美味しい。この辺りの繊細さは、ドイツ人と日本人の共通点の一つではないでしょうか。

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現地案内人に注文してもらうと、実は他にも色々あることが分かります。やっぱり肉が主食のようですが。

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もちろん6泊する内には他にもたくさん食べましたが、主だった食事はこんなところです。この6日間でこの半年で食べた以上の肉料理を食したような気がします。異国情緒は、時に自制心を狂わせますね。

中島 大地

追伸
研修でご一緒したマツキさんから先日写真を頂きました。折角なのでリューデスハイム・アム・ラインで撮って頂いた写真を当ブログのプロフィール写真に使いたいと思います。マツキさん、ありがとうございました。

160703-Rüdesheim am Rhein

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ダルムシュタット市のパッシブ・タウン見学

2016年7月9日(土)

7月4日、青い山脈の町未来創生会議主催のドイツ研修の一団とフランクフルト空港で別れ、1日半の"カネコ・ブートキャンプ"に出発しました。現地案内人を含む5名の参加者という動きやすいグループでレンタカーを借り、"概ねの予定"を"ある程度"意識しながら進むというカジュアルな研修です。

"水を得た魚"の如くアウトバーンをオペルで快走するカネコ社長。

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最初に向かったのはヘッセン州ダルムシュタット市。パッシブハウスの祖ファイスト博士がお住まいの集合住宅を外観のみ拝見しました。築25年になるドイツ初のパッシブハウスです。一番奥の棟がファイスト邸ですが、思いの外質素なご自宅に少々驚きました。

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続いて、近くにあるパッシブ基準を満たした高性能集合住宅群へ。10~15年程の新しいコミュニティで、コミュニティの構成にも新しい試みがあるそうです。集合住宅は戸建てに比べ外皮面積が少ないためパッシブ基準を満たすことは比較的容易だそうです。単調になりがちな長屋の外壁は仕上げで変化をつけたりと工夫があります。

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各戸にある庭の先には目隠しを兼ねた小屋があります。目線の高さまで板張りで上部がガラスになっていて、物置やDIY室として使われているようです。板張りの外壁で親近感の湧く優しいデザインです。

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日本ではあまり目にしない色調でもオシャレに見えるのは私のドイツ贔屓でしょうか。

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熱橋をつくらない後付けの庇とポーチ。性能優先のデザインがいかにもドイツです。

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この団地を設計している設計士のオフィスに立ち寄り、お話を聞くことができました。昼食時を跨いで親切に説明してくれました。余談ですが、この手の情報提供に対してはその場でキッチリ清算するのがドイツ式だそうです。それもなかなか高額で驚きました。

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このオフィスは集合住宅の中の一棟を利用していて、実際の住まいの広さや温熱環境を体感することができます。常時2人と犬1匹が働いているそうです。羨ましいほどに有意義です。

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私達の滞在時間の大半を機械室で過ごしました。まさにパッシブハウスの心臓部です。全熱交換型換気扇のメカニズムや断熱の重要性、太陽熱利用給湯と地域給湯を絡めた設備等々、本当はもっともっとたくさんのことを教えて頂いたんですが、これぐらいしか説明ができません。

160704-KanekosBootCamp11

ちなみに現在ドイツの住まいでは機械換気は義務ではないそうです。義務になりかけた時期がありましたが、結局義務化されると不都合になる団体のロビー活動により断念したそうです。日本でもありそうな話ですね。

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全熱交換型換気システムに外気を取り入れるダクトには完璧な断熱が施されています。この部分を結露させないことが大変重要だそうです。日本との常識の違いをヒシヒシと感じます。

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いきなりフルスロットルで、早速予定を押し始めた"カネコ・ブートキャンプ"は、いよいよ総本山パッシブハウス研究所へ。つづく。

中島 大地 〇

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ドイツより無事帰国

2016年7月7日(木)

青い山脈の町未来創生会議が主催するドイツ研修2016と、カネコ社長が主催する"カネコ・ブートキャンプ"の合計6泊8日を終え、無事ドイツから帰国しました。ご一緒した参加者の皆さんは地域も業界も立場も様々。苦労と情熱と転機の先にある皆さんの成功実例から多大な刺激を受けました。ドイツ研修という機会にご一緒できて本当に光栄です。

160707-ドイツから帰国

1週間のブランクを取り戻すこと、"カネコ・ブートキャンプ"のリポートを完結すること、そしてこの1週間の暴飲暴食のツケを払い切ることが当面の目標です。ヘクティクな日々が再開します。

中島 大地 〇

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1974年9月20日生まれ
寅年・乙女座・O型

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