2019年11月13日(水) ◯
発足14年目を迎えるNPO法人環境共棲住宅「地球の会」の
第10回「日本の木の家づくり」サミットin博多が昨日と今日アクロス福岡で開催されまして、数年ぶりに福岡県まで行って来ました。

個人的には
第5回の2012年新潟開催以来のサミット参加。参加者300名を超える盛況ぶりは相変わらずでしたが、以前とは内容がガラッと変わっていました。と言うのも、以前は国産木材利用の意義をを訴える基調講演や地域材利用のノウハウの紹介が多かったのに対し、今回は「地域工務店の正しい生き残り方」とうテーマの下、工務店経営の肉声を聞くことができました。他にも、業界のご意見番からの提言、工務店のツールとしてすぐに使える研究成果の発表、職人育成の実情、工務店の真価を認める建築家からのエールと、工務店経営に直結するヒントが盛りだくさんでした。

学びに溢れた今回のサミットで私が確認できたのは、「地域工務店経営に近道なし」です。理念、デザイン、性能、価格、施工品質、顧客満足、生産効率、社員教育、等々、たくさんのキーワードがありますが、何か一つだけで勝負できるわけではなく、全てに取り組みながら企業として総合力を着実に付けていくことが大切だということです。私がこの十余年唱えてきた「継続と蓄積」の価値を再確認できたことが今回のサミットの大きな収穫であり、改めて背中をポンと押してもらった気がしました。
中島 大地
11月13日(水)18時29分|地球の会
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2019年2月7日(木) ◯
地域産木材活用を促進する工務店の連合・
NPO環境共棲住宅地球の会が主催する
「木の家設計・施工フォーラム」の交流勉強会に参加しました。建築家を代表して横内敏人先生、竹原義二先生、三澤文子先生がご登壇し、建築家の立場から意見を述べ、続いて工務店数社から建築家との協働プロジェクトの事例発表がありました。

“工務店の、工務店による、工務店のための”連合たる地球の会が建築家との協働を模索するようになったのは、まさに木造建築業会の現状を表していると思います。設計士がいて、施工工務店がいるという木造建築業界の構図が、ここ十数年で変わって来ました。建築家と工務店が刺激し合い、学び合う時代になったんだとしみじみ思います。このフォーラムの今後が楽しみです。
中島 大地
02月07日(木)21時20分|地球の会
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2017年7月22日(土) 〇
今年で12年目を迎える地域工務店の会、NPO法人
環境共棲住宅「地球の会」の、昨日開催された第11回定例勉強会に参加しました。今回の勉強会は
「木の家 設計・施工フォーラム」の発足総会です。
このフォーラムは、全国でも名の通る木の建築家と、地球の会に加盟する地域工務店がそれぞれの強みを持ち寄って積極的に協力し合おうという取り組みです。一昔前にはなかった協働体制が実現するのは、森林や職人、地域とのネットワークで成長してきた地域工務店の地力が建築家に認められてきたことの表れだと言えます。

第二部の建築家と工務店によるパネルディスカッションでは、
神谷建築スタジオ主宰の"同志"神谷義彦先生がご登壇。中島工務店のLK-Galleryと長久手Studioの事例発表。先生の緊張が伝わって来ましたが、こちらも緊張しました。

久しぶりに出席した「地球の会」の勉強会。全国有数の地域工務店の事例紹介は相変わらずインスピレーションに満ちてましたし、今回は特に建築家からの刺激もありました。建築家と工務店がフェアに協働する新しい形の住まいづくりに多いに期待します。
中島 大地
07月22日(土)06時00分|地球の会
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2015年10月30日(金)
国産材利用推進の全国組織、NPO法人
環境共棲住宅「地球の会」の
東海ブロック会議に出席しました。今回は岐阜県の同志でありライバルである2社、岐阜の雄鷲見製材さんと東海の大手地域工務店新和建設さんの最近の取組みを拝見しました。
鷲見製材版
ドミノ住宅「HAKOYA」。まさに現在構想中(妄想中?)の若世代が無理なく取得できる「中島とつくる家」へのヒントが溢れていました。

新和建設さんの新シリーズ「SINWA STAGE 1.5」。"1.5世帯"という考え方はまさに目から鱗です。

たくさんのヒントと、痛いぐらいの刺激を頂きました。明日からまた頑張ります。
中島 大地
10月30日(金)23時39分|地球の会
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2013年7月11日(木)
国産材利用推進の全国組織、
NPO法人環境共棲住宅「地球の会」の東海ブロック会議にて、豊川市の老舗
イトコーさんにお邪魔しました。イトコーさんとはSAREXでもお馴染みの仲間です。
本社横にあるモデルハウス。茂る木々の陰に建物が隠れています。

自らを「健康オタク」と称する伊藤社長の健康アイデアの数々を紹介して頂きました。足裏刺激の道、アキレス腱伸ばしの踏み台、腕立て・腹筋・背筋のできるスペース、ヨガのコーナー、電磁波を吸収する装置...数え切れないほどのアイデアを実践できるモデルハウスです。この発想は幼少期の長期に渡る入院の経験より、健康の大切さを実感しているからだそうです。

こちらが約10年前にオープンしたエコショップ。こちらは数年前に一度お邪魔したことがあります。1階ではエコ関連部材の販売、2階では地域の奥様向けのセミナーがまさに開催中でした。なんとも活気のある空間です。現在計画中の長久手モデルハウスのショップ部分のヒントが隠されていそうです。

その後は本社で伊藤社長のご講和を。冗談のようなお話の中には数々のヒントが。その中でも特に感銘を受けたのが、小学校に杉板壁を造作するCSR活動です。木を活用する私達の取り組みを純粋無垢な小学生の段階で伝えることができる画期的な手法です。

豊川市イトコーさん。新築、リフォーム、不動産、倉庫等のシステム建築等、その取り組みは幅広いですが、しっかりと整理されていると感じました。イトコーの皆さん、伊藤社長、ありがとうございました。
そして今回見せて頂くことは叶わなかった、同世代の次期社長さんの自邸、次回は是非とも。
中島 大地
07月11日(木)21時06分|地球の会
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